66 シロアリの飛ぶ日。


昨日、シロアリが飛んだ。

シロアリが飛ぶ、というのは、
一匹二匹の話じゃない。
何万匹、何十万匹という恐ろしい数のシロアリが飛ぶ。

口を開けて、バイクで走ったら、
シロアリでお腹がいっぱいになるだろう。
この例えが大袈裟でない位の数のシロアリが飛ぶのだ。

毎年この時期。
ゴールデンウィークが終わり、梅雨が来て、
湿気も暑さもある、この時期。

毎日飛ぶ訳じゃない。
飛ぶ日と飛ばない日とがある。
そのときにならないとわからない。

日が暮れて、暗くなったちょうどその頃、
一斉に、恐ろしい数のシロアリが、島を飛び回る。

時間にしたら、ほんの30分か1時間。
ようやく暑い太陽が落ち、みんなが窓を開けて夕涼みをする、
その時間を奴らは襲う。

シロアリは明かりを目指して飛ぶ。
家の明かりを目指し、
家に入った時点で、羽根を落とし、床を歩く。

パートナーをみつけ、その場で交尾しながら
床の下へと潜り込む。

恐ろしい。
ホントに恐ろしい奴らだ。

「シロアリだ!」と思ったら、
とりあえず電気を消して真っ暗にする。
そうすれば、もうそれ以上のシロアリは来ない。

床を歩くシロアリは、
無駄かも知れないと思いつつ、目につく限り、潰しまくる。

実際、潰したアリの数以上に
たくさんの羽根がそこら中に落ちまくっているのだ。

もう奴らは床の下に巣食っているのかも知れない。
そう思って、がっかりする頃、
ようやく奴らの飛ぶ時間が終わる。

だけど意外にその実体はみんなに知られていない。

「あれはシロアリじゃなくて、ハネアリだから大丈夫さー」
て人もいれば、
「羽根が落ちてるのは、きっと体をヤモリに食べられたはずねー」
なんて人もいる。

あー、恐ろしい。
ハネを落として、潜っていくのに。

なんて、わたしの知識も誰かからの聞きかじりだから。
どこまで正しいかも怪しいもんだけど。

とにかくシロアリ、怖いのさー。

66

駆け抜けろ。

カテゴリー: 2003年5月, 西表日記2003   パーマリンク

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